鹿島/アジア地域の組織再編/KOAを持ち株化、建築・開発統括会社新設

 鹿島は14日、アジア9カ国・地域の事業拠点の再編を発表した。シンガポールに拠点を構え、同国内の建築事業と各国の現地法人などを統括するカジマ・オーバーシーズ・アジア(KOA)を持ち株会社に移行し、傘下に建築と開発事業の各統括会社を設立して各国の現地法人を移管。シンガポールの建築事業会社も新設する。新会社はいずれも17年1月1日に設立する。
 KOAは今年、創立28年を迎え、シンガポール、タイ、インドネシア、フィリピン、香港、マレーシア、ベトナム、インド、ミャンマーで取り組む建築事業や開発事業を統括している。アジア地域の経営基盤を一段と強化し、事業を発展させるため、持ち株会社としての事業戦略機能と傘下事業に対する統括管理機能の強化、分社化による事業責任の明確化を目的に組織再編を決めた。
 新設する建築事業統括会社「カジマ・オーバーシーズ・アジア(HQ)PTE・リミテッド(仮称)」の社長には鹿島の執行役員でKOA副社長の杉本弘治氏、開発事業統括会社「カジマ・デベロップメント・PTE・リミテッド(仮称)」の社長には同じく執行役員でKOA副社長の大石修一氏、シンガポール建築事業会社「カジマ・オーバーシーズ・アジア(シンガポール)PTE・リミテッド(仮称)」の社長にはKOA取締役の安田裕気郎氏が就く。
 KOAの従業員は15年3月時点で2422人(うち日本人出向社員177人)。17年3月期の売上高は880億円を見込む。

(日刊建設工業新聞様より引用)