ESR/川崎市に大型物流施設3棟開発/総延べ67・7万平米、全体工期は7年

 ESR(東京都港区、スチュアート・ギブソン社長)は、川崎市川崎区東扇島で総延べ67・7万平方メートルのマルチテナント型物流施設3棟を開発する。対象敷地(約14・4ヘクタール)を3分割して段階的に建設工事を進め、全体工期は約7年を見込む。事業主体はRW東扇島特定目的会社。12日に環境影響評価準備書の縦覧手続きを開始した。今後、所定の開発手続きと合わせて事業計画を詰め、24年の事業完了を目指す。
 事業名は「(仮称)東扇島物流施設計画」。計画対象地の現状は、東扇島21の東側敷地(A1=約4・3ヘクタール、A2=約3・4ヘクタール)が完成車置き場と事務所、東扇島23の1の西側敷地(B=約6・6ヘクタール)が倉庫と事務所などに利用されている。周辺の国際戦略港湾の川崎港、川崎・横浜や東京都心へのアクセスなど交通利便性に優れる。
 建物規模のうち、3棟の構造はともにRC一部S造8階塔屋1階建てで、高さ約66メートル。延べ床面積はA1が20万4120平方メートル(駐車場台数約320台)、A2が16万9010平方メートル(約250台)、Bが30万4360平方メートル(約500台)。1~8階には倉庫、事務所、車路、トラックバースなどを配置し、屋上階には駐車場を設ける。
 施設設計では津波対策や自家発電設備の設置など企業のBCP(事業継続計画)対応に配慮。アメニティーラウンジや託児所などを整備し、従業員の就業環境の向上にも取り組む。
 各施設の工期は先行着手するA1が約25カ月、続くBが約35カ月、A2が約23カ月を見込む。

(日刊建設工業新聞様より引用)