FIDIC/YPアワード・特別表彰に長大・松尾隆氏選定/海外橋梁新設・改修で活躍

 国際コンサルティング・エンジニア連盟(FIDIC)が、世界で活躍する若手の土木技術者を対象に今年創設した表彰制度「Young Professional(YP) Award」の初受賞者の一人に日本人が選ばれた。大賞に続く特別表彰を受けたのは、長大の松尾隆海外事業部海外技術部主査。FIDICの表彰を日本人が受賞するのは異例という。
 9月末にモロッコの首都マラケシュで行われた年次大会(世界大会)で発表された。
 FIDICの表彰制度にはこれまで、コンサルタント業界への長年の功績を顕彰する「Louis Prangey Award」(個人表彰)と、優れたプロジェクトを表彰する「FIDIC Award」(プロジェクト表彰)の二つがあったが、日本人や日本のプロジェクトが表彰されたことはない。
 YP Awardは若手の協会活動などを促す目的で創設され、40歳以下の個人が対象。各加盟協会が1人を選抜してFIDICに推薦する。今年は14カ国から応募があり、審査会で▽コンサルティング・エンジニア業界への貢献度▽FIDICへの貢献度▽技術的到達度▽リーダーシップ到達度▽社会やコミュニティーへの貢献度-を評価し、大賞1人と特別表彰2人の受賞者が決まった。
 松尾氏は2001年に長大に入社し、08年に海外事業部門に配属。ベトナムのカントー橋や、アフリカのタンザニアとルワンダを結ぶルスモ国際橋の建設事業を経験し、エジプトやパプアニューギニア、スリランカ、カンボジアなどでも主に政府開発援助(ODA)の橋梁改修・新設事業に携わった。
 FIDICではYPフォーラム運営委員会の委員も務めている。

(日刊建設工業新聞様より引用)