NTT都市開発/都心部で再開発推進/南青山や神田駅西口で事業参画

 NTT都市開発は、東京都心部で市街地再開発事業などを活用した大型開発への取り組みを積極化する。新橋駅西口エリア(港区)、南青山エリア(同)、神田駅西口エリア(千代田区)などで地元地権者が設立した再開発準備組合や再開発協議会に参画して事業化を推進している。牧貞夫社長は8日の記者会見で「(いずれのエリアでも)デベロッパーとして地域の人々に喜んでもらえる街づくりをしたい」と話した。
 新橋駅西口エリアでは、地元地権者が3月に設立した「新橋駅西口地区市街地再開発準備組合」に事業協力者として参画し、ニュー新橋ビル(新橋2の16の1)を中心とした約3ヘクタールの再開発計画の検討を進めている。今後、基本構想などを固めた上で早期の都市計画決定を目指す。
 南青山エリアでは、地元地権者の有志による再開発協議会が10月に発足。再開発の検討エリア内に土地を持つ同社も参画した。牧社長は「周辺は緑豊かな一帯だが、現在はマンションギャラリーやプレハブの建物が立ち、もったいない状況だ。事業化は容易ではないが、地域の皆さん、訪れる人たちに喜ばれる街づくりに向けて知恵を絞っていきたい」と話した。
 神田駅西口エリアでも、同社所有地を種地として周辺一帯の再開発を検討している。牧社長は「大手町と秋葉原に挟まれた立地でポテンシャルは高い。地元の方々と議論していく」としている。
 渋谷区の原宿駅前エリアでは、14年度に取得した「原宿第一マンションズ」(神宮前1の14の29)などを商業・住宅の複合施設として建て替える計画を検討している。詳細は未定だが、2020年東京五輪前の竣工を目指して事業化を加速させている。

(日刊建設工業新聞様より引用)