うちナビ破産

負債総額は推定8億円


うちナビ(東京都渋谷区)は12日、東京地方裁判所から破産開始決定を受けた。
東京商工リサーチ(東京都千代田区)によると、負債総額は推定8億円にのぼるという。
会社の清算を図るため、取締役が12日に東京地裁に破産を申請し、受理された。
破産管財人として岩崎法律事務所(東京都中央区)の岩崎晃弁護士が選任された。

うちナビは2007年に角南圭社長が設立。
賃貸仲介をメーンに行い一時は20店舗を構えるまでになり、16年3月期の売上高は約9億6500万円をあげていた。
店舗を福岡などにも広げ、全国の主要都市への事業拡大を掲げていた。
インターン生だけのスタッフの店舗や、学生イベントへの協賛など、若者層を対象にしたブランディングに力を入れていた。
すでに営業は停止しており本社の入り口には、破産が決定した旨の張り紙がしてある。
本社内にいた弁護士の話では、角南社長とはいまだに連絡がつかず現在の所在地が不明だという。
元従業員は「5年前から社員への給料未払いが始まり、不定期な支払いになっていた」と話す。
うちナビの本社を訪ねた60代の女性オーナーは「とても良くしてくれていたのに」と肩を落とした。

(全国賃貸住宅新聞様より引用)