アクアイグニスら合同会社/三重県多気町に滞在型複合施設建設/3月着工へ

 温泉リゾートを手掛けるアクアイグニスとイオンタウン、ロート製薬、ファーストブラザーズ、第三銀行らが設立した合同会社「三重故郷(ふるさと)創生プロジェクト」は、三重県多気町で3月から「(仮称)アクアイグニス多気」=完成予想=の整備に着手する。約119ヘクタールの用地に、食や健康などをテーマにした滞在型複合施設を配置、20年開業を目指す。昨年12月には、伊勢自動車道と直結するスマートインターチェンジ(IC)の設置も国から認定された。
 開発面積は約71ヘクタール。このうち約44ヘクタールを造成し商業、宿泊、温浴、体験、産直市場などの施設や薬草園・果樹園、駐車場、調整池・沈砂池、道路を整備する。総事業費は約180億円。
 薬草の温浴施設には、トーエネックや三菱重工業と協力して開発した木質バイオマスコージェネレーションシステム(ORC)により熱エネルギーを供給。燃料には地元産の木質チップを利用する。
 レストランでは、薬膳(やくぜん)料理や地元食材を使った料理を提供。三重大学とコラボレーションした予防診療所も設ける。大型産直市場では三重県産の農産物、海産物、工芸品などを販売する。アウトドアや農機具の体験ゾーンも配置する。
 認定されたスマートICの整備は、合同会社が行う。高速道路と直結するスマートICを民間が整備する初の事業となる。これにより、伊勢神宮から30分という立地を生かし、観光需要の取り込みを狙う。

(日刊建設工業新聞様より引用)