コベルコ建機/国内外の事業拠点を再編・統廃合/販売網拡大やサービス強化へ

 コベルコ建機は6日、国内外に構える事業拠点を順次再編・統廃合していくと発表した。4月に同社とコベルコクレーンを経営統合したことによる経営の効率化、製品開発力の強化などが目的。初弾として、中東・アフリカ地域と米国の事業拠点を再編する。
 中東・アフリカ地域では従来、油圧ショベル事業とクレーン事業で別々に事業所を構えていたが、10月に統合。新たに油圧ショベルやクレーンの販売・アフターサービスを担当する会社をアラブ首長国連邦のドバイに設立した。事業運営を一本化することで、営業活動の効率化やアフターサービスの強化を進める。
 米国も同様に、油圧ショベル事業とクレーン事業を担当する二つの現地法人を来年1月に統合する予定。
 国内でも事業の再編を行う予定だ。現在、大久保工場(兵庫県明石市)でクレーンの製造・開発、五日市工場(広島市佐伯区)で油圧ショベルなどの製造・開発を行っているが、両工場の資材調達部門を一本化し、生産効率の向上などを図る。
 同社によると、再編に合わせて「統合プロジェクト」を立ち上げた。現場で働く従業員の意見を吸い上げ、効果的な拠点再編につなげていく。17年度上期までには再編を完了する見込みという。

(日刊建設工業新聞様より引用)