サンケイビル/ホテル開発を加速/新ブランド発表、25年度までに10棟整備へ

 サンケイビルは、全国でホテル開発を加速させる。20日に宿泊主体型の新たなホテルブランド「INTERGATE HOTELS」を発表した。18年3月に京都市、同4月に東京都、19年春に金沢市と広島市で同ブランドのホテル(約150~200室程度)を開業。これらを含め、同ブランドのホテルを20年度までに5棟、25年度までに10棟に増やしたい考え。同ブランドのホテル運営はグループ企業のグランビスタホテル&リゾートが手掛ける。
 サンケイビルの不動産開発のノウハウとグランビスタホテル&リゾートが持つ総合レジャー施設運営の知見を融合し、新ブランドのホテル開発・運営を展開する。
 20日に東京都内で記者会見したグランビスタホテル&リゾートの須田貞則社長は「今年から新ブランドのホテル事業を新たな成長事業に位置付け、全国展開し、事業規模を拡大していく。25年度には新ブランドだけで100億円を超える売り上げを確保したい」と表明した。
 新ブランドのメインターゲットは、旅慣れたシニア層や訪日回数の多い外国人旅行客、増加が期待される訪日ビジネス旅客や女性のビジネス客など。「こだわりを持つターゲット層の心に刺さる付加価値を提供し、満足度を高めてリピーターを増やしていきたい。当社の旗艦ブランドと並ぶ看板ブランドに育てる」(平川進太郎グランビスタホテル&リゾート執行役員ニューコンセプトホテル事業統括部長)という。
 新ブランドの初弾物件は「ホテルインターゲート京都四条新町」。建設地は阪急京都線烏丸駅から徒歩約5分の老舗料亭「伊勢長」京都本店の跡地(中京区新町通錦小路上る百足屋街387)。建物規模は5階建てで、客室は153室設ける。外観は京町家を思わせる格子が印象的なデザイン、内装は和モダンな空間とする。設計は東洋設計事務所、施工は熊谷組が担当している。
 第2弾の「ホテルインターゲート東京京橋」の計画地は東京都中央区京橋3の7。建物の規模は17階建て、客室数は200室を想定。東京の伝統工芸「江戸切子」をデザインのモチーフとして取り入れる。設計は久米設計、施工は東急建設が担当。
 第3弾以降の物件名称は未定。第3弾は金沢市高岡町の966平方メートルの敷地に建設。工事名称は「(仮称)金沢南町ホテル開発プロジェクト」で、S造12階建て、164室規模のホテルを目指す。第4弾は「(仮称)広島サンケイビル建替プロジェクト」(広島市中区鉄砲町5番5、9)で創出する複合ビルに入れる予定だ。

(日刊建設工業新聞様より引用)