サンストリート亀戸跡地開発(東京都江東区)/フジタで既存解体着手/再開発会社

 ◇総延べ18・5万平米のビル2棟整備へ
 東京都江東区の亀戸駅東口で、16年3月に閉店した商業施設「サンストリート亀戸」跡地の開発計画が具体化に向けて動きだした。開発主体の「亀戸六丁目再開発特定目的会社」(高山知也取締役)は8日、フジタの施工で既存建物の解体工事に着手した。開発では、低層の商業施設棟と高層のホテル・住宅棟を整備する方針で、総延べ床面積は18・5万平方メートルを見込む。
 解体工事は18年12月末の完了を目指している。新たに整備する施設は、行政と協議しながら規模を固め、2020年東京五輪の前に商業施設棟、後にホテル・住宅棟をそれぞれ完成させたい考えだ。本体工事の設計者と施工者はいずれも未定。
 サンストリート亀戸跡地(亀戸6の31の1~10、敷地面積2万5000平方メートル)は、JR総武線と東武鉄道亀戸線が乗り入れる亀戸駅から徒歩3分圏内に位置している。1997年に竣工した既存建物はS造5階建て延べ3万7855平方メートルの規模。
 開発主体が示した構想によると、ホテル・住宅棟にコミュニティー機能を備えた上質なホテル、多世代が居住する利便性の高い都市型住宅として、ファミリー向け1200戸、シニア向け約300戸、単身者向け約200~500戸を整備する。
 商業施設棟には、大型スーパーマーケットや温浴施設、サンストリート亀戸と同規模程度の商業施設などの設置を想定している。
 交流と憩いの場となる広場、地域住民や帰宅困難者のための防災広場を設けるほか、敷地を一部割譲し、東側に隣接する第二亀戸小学校の増築棟の建設用地とすることも視野に入れる。
 江東区はこうした構想に対し、合計2000戸規模の住宅整備に伴う児童数の急増によって、周辺の学校施設が不足すると懸念。そのため、開発主体に、現状の計画を見直して住戸数を圧縮するよう求めている。両者の協議の行方によっては、施設規模や用途が大きく変わる可能性もある。

(日刊建設工業新聞様より引用)