ユタカ電建工業(大阪府摂津市)/国内最高90米高所作業車導入/18年春稼働へ

 高所作業車などのレンタルを手掛けるユタカ電建工業(大阪府摂津市、武村秀隆社長)が、国内最高となる高さ90メートルの高所作業車「S90HLA」を導入した。火力発電所の巨大煙突や高速道路の長大橋など高所の保守・点検需要の増加を受けたもので、一昨年から同社が扱ってきた国内最高の56メートル高所作業車「S56XR」の高さを30メートル以上上回る。現在、複数社から見積もりを依頼されており、18年3月にも現場で新機種を稼働させる予定だ。
 新型車はフィンランド・ブロント社の製品で、海外ではほかに10台が稼働しているという。
 ブームと一体構造になった耐荷重600キロのバスケットを操縦者が手元で安全に操れる点が大きな特徴だ。作業範囲も従来機に比べ40メートル前後広くなり、多用途に展開できる。
 国内ではユタカ電建工業が3月に初めて採用。来年3月に国内の現場で初めて使用する。
 国内で高所作業を行う場合、アタッチメントを装着した移動式クレーンを用いたり、ロープを身に着けた職人が作業に当たったりして対応してきたが、新型車を使えば、高さ70~100メートルの場所での作業をより安全に行えるようになる。職人不足対策としての効果も期待できる。
 ダムの堤体や、清掃工場・火力発電所の煙突、超高層建築物などの点検・補修作業での活用が見込まれている。

(日刊建設工業新聞様より引用)