上熊本ハイツ建替組合(熊本市)/被災の分譲マンション建替/7月着工めざす

 上熊本ハイツマンション建替組合(福田司明理事長)と参加組合員の旭化成不動産レジデンスは、16年4月の熊本地震で被災した熊本市西区の分譲マンション「上熊本ハイツ」の建て替え事業を本格化すると発表した。マンション建替法に基づく組合施行で5棟100戸を1棟184戸のマンションに建て替える。組合などによると熊本市の被災した分譲マンションの同法による建て替え事例は今回が初めて。6月に権利変換計画認可を受け7月の着工、20年夏の完成を目指す。
 上熊本ハイツは1980年に熊本県住宅供給公社が分譲。RC造4~5階建て5棟のうち熊本地震により2棟が傾き、他の棟も杭の損壊などが判明したため全体が市の罹災証明で全壊とされた。その後、建て替えの方向で検討を進め17年9月に建て替え決議が成立し、1月21日に組合を設立した。
 計画によると建設地は熊本市西区上熊本1の215の5(敷地面積7003平方メートル)。建物規模はRC造14階建て延べ1万6760平方メートル。住戸間取りは1LDK~4LDK。184戸のうち111戸を販売する予定。防災井戸やマンホールトイレ、かまどベンチ、災害用浄水器などを備えた災害に強い建物とする。
 アドバイザーはラプロス(福岡市中央区)とアークエステート(同南区)、設計は雅禧建築設計事務所(同中央区)、基本計画・デザイン監修は日建ハウジングシステムが担当。

(日刊建設工業新聞様より引用)