世界貿易センタービルら/浜松町駅西口開発(東京都港区)/A3棟施工予定者は鹿島に

 世界貿易センタービルディング、東京モノレール、JR東日本が東京都港区のJR浜松町駅西口で計画している総延べ床面積約28・8万平方メートルの大規模開発事業で、初弾プロジェクトとして9月に本体着工する「A3棟」の施工予定者が鹿島に決まった。同事業では「A1棟」「A2棟」「TM棟」も順次建設する予定だが、いずれも施工者は未定となっている。
 13年3月に「浜松町二丁目4地区」として都市再生特別地区に指定された約3・2ヘクタールの区域のうち、世界貿易センタービルの本館と別館、東京モノレール浜松町駅がある約2・1ヘクタールの街区を一体的に開発する。既存建物の一部を対象とする解体工事は鹿島の施工で既に進められている。
 高さ約200メートルのA1棟とA3棟、高さ約55メートルのA2棟の計3棟で構成する「A棟」は、S・RC・SRC造地下3階地上39階建て延べ27万6226平方メートルの規模。事務所、店舗、駐車場、地域冷暖房などを入れる。設計は日建設計・鹿島JVが担当。A3棟、A2棟、A1棟の順で建設工事に移り、25年12月末の竣工を目指す。
 高さ約35メートルのTM棟は、S・RC造5階建て延べ1万1760平方メートルの規模。モノレールの駅舎や店舗、駐車場を入れる。設計はジェイアール東日本建築設計事務所が担当。18年1月の着工、27年12月末の竣工を予定している。
 開発着手に当たり、港区は昨年、世界貿易センタービルディングとJR東日本が共同で施行する「浜松町駅周辺地区土地区画整理事業」の施行を認可し、開発予定地に入っている世界貿易センタービルと浜松町駅の間にある区道を廃止した。区道は、区画整理を通じて浜松町駅と旧芝離宮恩賜公園の間にあるJR東日本の所有地に歩行者専用道路として付け替える。

(日刊建設工業新聞様より引用)