世紀東急工業/国道維持工事調査にスマホ導入/要補修箇所の情報収集効率的に

 世紀東急工業は14日、富士通交通・道路データサービス(東京都港区、島田孝司社長)と共同で、世紀東急工業が担当する岡山県内の国道の維持工事の道路点検調査に、スマートフォンを活用した「道路パトロール支援サービス」を試験導入したと発表した。スマートフォンを活用することで、補修工事が必要な区間の情報を効率的に集めることができるという。
 同サービスは、道路の点検車両にスマートフォンを搭載することで、走行時に収集する振動情報から路面の状況を診断。診断結果から、補修が必要な区間を絞り込み、工事を行う。
 路面の状況判断に加え、スマートフォンで撮影した現場の写真が工事記録に自動入力される機能も備えているため、工事記録の作成時間を短縮できる。緊急性の高い欠陥などが発見された場合は、現場の様子を撮影して送信するだけで、工事事務所と情報を共有できるため、作業効率を上げられる。
 世紀東急工業が現在担当している維持担当工区は約30キロあり、限られた費用と期間で路面状態を把握する必要があるため、簡単に工事の必要な区間を絞り込める同サービスを導入した。
 世紀東急工業は、インフラの長寿命化対策にICT(情報通信技術)を効果的に活用し、安全で安心な道路維持管理に取り組んでいく考えだ。

(日刊建設工業新聞様より引用)