中国整備局/安来地区電線共同溝事業実施方針公表/全国初、PFI手法導入

 中国地方整備局は1日、「安来地区電線共同溝PFI事業」の実施方針と要求水準書(案)を公表した。BTO(建設・運営・移管)方式により、電線共同溝(道路部・特殊部・横断部)、歩道、道路付属物の設計、工事と電線共同溝(管路部・特殊部)の維持管理を行う。PFI手法による電線共同溝の整備は全国初となる。
 民間事業者の募集・選定には総合評価方式を採用、今年10月ごろに入札公告、11月ごろに参加表明、12月ごろに入札書と提案書を受け付け、18年2月ごろに事業者を選定する。
 同事業は、道路の防災性の向上、安全で快適な通行空間の確保、良好な景観の形成や観光振興の観点から、電線共同溝の整備により無電柱化を行うもので、民間の資金、経営能力、技術能力を活用することで、効率的な事業実施を図るのが目的。
 事業対象地区は、一般国道9号、島根県安来市安来町~飯島町、整備延長約1キロ(上り)。事業者は、電線共同溝、道路(歩道、水路等)、道路付属物(道路照明、道路標識等)について、▽設計業務(詳細設計、調整マネジメント)、▽工事業務(整備工事、工事監理、整備施設の所有権移転、調整マネジメント)▽維持管理業務(点検・補修、調整マネジメント)-を行う。18年3月に事業契約の締結、25年3月に施設の完成と引き渡し、32年3月末の事業完了を予定している。
 応募資格は単独企業またはグループとし、設計企業は、土木関係建設コンサルタント業務の入札参加資格を有し、電線共同溝の実施(詳細)設計または基本(予備・概略)設計の実績(JVの場合は代表者について1件以上)を有することなど、工事企業はアスファルト舗装工事の認定を受けていることなど、既存ストックを活用する工事を行う者は通信設備工事で認定されていることなどを条件とする。

(日刊建設工業新聞様より引用)