中外製薬/横浜市戸塚区に研究拠点新設/総延べ15万平米、22年供用めざす

 中外製薬(東京都北区、永山治会長)は横浜市戸塚区に新たな研究拠点を建設する。16年3月に日立製作所から取得した事業用地(約17万平方メートル)に、総延べ約15万2000平方メートルの研究施設を整備。新薬開発などを行う自然科学研究所と位置付ける。19年に着工し、22年の完成・供用開始を予定している。25日に横浜市役所などで計画段階配慮書の縦覧手続きを開始した。配慮書の作成は日本設計が受託している。
 事業名称は「中外製薬横浜研究拠点プロジェクト」。計画地は柏尾川を挟んで2カ所に分かれている。西側敷地(戸塚区戸塚町三ノ区216の1ほか)が約8万5200平方メートル、東側敷地(戸塚区上倉田町堀内前171の1ほか)が約8万4100平方メートル、河川横断部が約550平方メートル。
 計画によると、西側敷地には、建築面積約3万6500平方メートル、地下1階地上9階建て延べ約13万9000平方メートル、高さ約31メートルの研究所など、東側敷地には建築面積約5500平方メートル、5階建て延べ約1万3000平方メートル、高さ約31メートルの研究所、福利厚生施設などを建設。河川横断部には通行橋を整備する。東側敷地には将来の増設を見込んで建築用地を残す。
 計画地周辺は横浜市都市計画マスタープラン・戸塚区プランで産業集積地区に位置付けられている。同社は横浜市が推進している「ライフサイエンス都市・横浜」の施策に沿って、新薬を生み出すための先端的研究開発拠点づくりを目指す方針だ。

(日刊建設工業新聞様より引用)