中部整備局/新型無人探査機で桟橋下面を点検/2月初旬に清水港で現地実験

 中部地方整備局名古屋港湾空港技術調査事務所は、i-Construction推進の一環として、新型の無人探査機(ROV)=写真=を用いた桟橋下面点検の現地実験を清水港富士見3号岸壁で実施する。2月初旬に行う予定で、点検作業の留意点などを取りまとめる。
 桟橋上部工のコンクリート構造物下面の劣化点検診断は、小舟などで下面に潜り込み目視で行っているが、狭く薄暗いほか、着岸船舶や潮位、波浪などの制約を受けるため人による点検が難しい。このため同事務所は、ROVによる点検技術の導入を検討している。
 ROVは「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」のインフラ維持管理・更新・マネジメント技術の一環として、港湾空港技術研究所が開発を進めている点検装置。上方撮影カメラを搭載した浮体構造物で、遠隔操作で下面の状況を撮影する。新型の装置は波浪など揺れに強い構造に改良。また、点検位置情報を自動的に取得する機能も新たに加えたのが特徴。
 現地実験は港湾空港技術研究所に研究委託して実施する。現地実験に先立ち、30日に清水港湾事務所で新型ROVを公開する。

(日刊建設工業新聞様より引用)