九州北部豪雨/九州整備局、有明海で流木回収/埋浚協もクレーン付き台船出動で協力

 九州地方整備局は23日、九州北部の記録的豪雨の後、有明海に大量の流木などが漂流していることを受け、航行船舶の安全確保のため地元の漁業者と連携して流木などの回収作業を行った。調査観測兼清掃船や漁船に加え、災害時協定に基づき同局の要請を受けた日本埋立浚渫協会(埋浚協)もクレーン付き台船を出動。約900本におよぶ流木などを回収した。
 九州整備局ではこれまでも調査観測兼清掃船の「海輝」と「海煌」で流木などの回収に当たっていたが、浅い海域での回収が難しいため、福岡有明海漁業協同組合連合会と連携して回収作業を行うことにした。
 回収作業は福岡県柳川市から大牟田市にかけての沖合で午前7時から約3時間かけて実施。漁船約170隻で浅い海域の流木などを沖合まで引き出してもらい海輝と海煌で回収し、埋浚協の80トンづりのクレーン付き台船に積み込み熊本港まで運んだ。九州整備局によると流木は889本、流木も含め全体で208立方メートルの漂流物を回収した。

(日刊建設工業新聞様より引用)