九州北部豪雨/九州整備局/筑後川河川事務所(福岡県久留米市)に災害対策推進室設置

 九州地方整備局は、7月の九州北部豪雨からの復旧・復興の本格化に伴い事業を迅速かつ強力に進めるため、福岡県久留米市の筑後川河川事務所に「九州北部豪雨災害対策推進室」を1日付で設置した。2日に開いた開室式では増田博行局長、推進室長を務める河川部の満崎晴也広域水管理官が看板設置を行い=写真、早期の復旧・復興を誓った。
 開室式で増田局長は「今後、推進室を中心に整備局の総力を挙げて一日も早い復旧・復興に取り組みたい。復旧・復興は長丁場になるが、継続的に力を発揮できるように職員の健康管理や体制の維持といったマネジメントもしっかりと行いながら九州整備局として貢献できるよう中心となって活躍してほしい」と訓示。
 満崎室長は「河川事業と砂防事業が連携した復旧・復興に技術の粋を集め、これまでの経験を生かし、近隣の方々の思いをしっかりと受け止めながらスピード感を持って対応したい」と決意表明した。
 推進室は復旧・復興を進めるための専従組織。筑後川河川事務所の職員に本局、他事務所の職員を加えた40人が併任する形で、花月川の災害復旧や権限代行で進めている赤谷川・大山川・乙石川の応急復旧工事、赤谷川流域直轄砂防災害関連緊急事業の進ちょく管理や施設計画の検討、地元との調整などを行う。
 事業のうち花月川については事業費約23億5000万円をかけ、被害を受けた護岸などの原形復旧工事、河道掘削などの改良復旧工事を実施する。赤谷川など3河川の応急復旧は流木撤去や河道の確保はおおむね完了し、今後は土砂止め工に着手する。砂防事業では工事用道路や仮設流路の整備などを進めている。

(日刊建設工業新聞様より引用)