五洋建設/シンガポールで大深度下水トンネル受注/JVで423億円

 五洋建設は14日、シンガポールで進む「大深度下水道トンネルシステム(DTSS)」の2期事業で、地元のコー・ブラザーズ・ビルディング・アンド・シビル・エンジニアリング・コントラクターと組み、T-08工区を受注したと発表した。受注総額は約423億円で、うち五洋建設分は約275億円。
 シンガポール公益事業庁からの受注で、2000年のDTSS1期事業のT-02工区、11年の上水道トンネル工事(NIPE-C4)に続き3件目となる。
 受注したT-08工区は、チュアス地区に新たに建設予定の水再生処理工場へつながる海底部(3・5キロ)を含むトンネル工事。4台のシールドマシンを使い、全長約9・9キロを建設する。月内に着工。23年6月の完成を目指す。
 DTSS事業は、集められた排水を沿岸部に建設された水再生処理工場へと自然流下させるための大深度下水道トンネルを建設する。排水は高度に浄化処理された後、「NEWater」と呼ばれる清浄で高純度な水として再利用されるか、一部は海へ放流される。
 シンガポールでの同社のシールド工事の実績は総延長38・9キロとなる。

(日刊建設工業新聞様より引用)