佐賀県小城市/総合公園・アイル活用事業/2期で公園再整備や体育館新設、PFI想定

 佐賀県小城市は、民間活力の導入可能性を探るため16年度に実施した「総合公園およびアイル資源活用事業検討調査」の報告書を明らかにした。1期事業として牛津総合公園(牛津町勝)とこれに隣接する保健福祉センター「アイル」を再整備し、2期事業で体育館や宿泊所などを整備する。整備費は約37億円。PFIを想定し1期事業はRO(改修・運営)方式、2期事業はBTO(建設・移管・運営)方式でいずれもVFM(バリュー・フォー・マネー)は実現するとした。
 調査は国土交通省の先導的官民連携支援事業の助成を受け、三菱総合研究所に業務委託して実施。民間事業者の意向調査などを行い、事業内容や事業スキームの検討などを行った。
 1期事業は総合公園の多目的グラウンドなどの整備、アイルの温泉機能の拡張などの再整備を想定し、整備費は約15億円。2期事業は総合公園の近隣の農地に体育館、温泉を利用したスポーツ合宿などの宿泊施設、商業施設などの整備を想定し、整備費約22億円を見込む。
 体育施設などの統廃合の調整に時間がかかるため2段階に分けて事業を進めることとし、1期事業は施設の新たな魅力付けを効率的に行うため改修・運営を一体的に行うRO方式が総合的に優れていると評価。将来的に2期事業を行う場合は1期事業との一体的運営が不可欠なため、1期事業の運営者による運営を前提としたスキームも考えられるとした。
 VFMについては維持管理・運営期間を15年間に設定した場合、1期事業が4・8%、2期事業が1・4%と試算した。
 市では今後、より詳細な計画内容の検討や事業手法の検討を進め基本計画を策定するとしており、18年度以降に1期事業の方針を決める。

(日刊建設工業新聞様より引用)