先端建設技術センター/新技術PRへタイ個別機関と勉強会/5月にTEAMやRIDと

 先端建設技術センター(北橋建治理事長)は、タイの建設関係機関と個別に勉強会を開き、日本の新技術を紹介する活動を始める。15年、16年と2度にわたってバンコクで開いた技術セミナーで紹介された技術を中心に、洪水対策、護岸や盛り土の整備、インフラの維持管理に関連したものを5件ほどピックアップ。同国の政府機関や建設コンサルタントを相手に具体的な活用先を想定したPRを行う。
 個別勉強会の初弾は5月に開催する。相手先は、同16日が建設コンサル大手のTEAM、同17日が王室灌漑(かんがい)局(RID)。いずれもバンコクにある各機関の会議室が会場となる。新技術を開発した各社の担当者がプレゼンテーションを行う。このほか、センターから国土交通省が展開する新技術情報提供システム(NETIS)や現場の生産性を向上させるi-Constructionの取り組みを紹介する。
 センターが主催した2度の技術セミナー「Seminar on Japanese Technology in Thailand」は、15年9月と16年9月にバンコクにある日本大使館を会場に開いた。セミナーには、同国の政府や民間の建設関連機関から大勢の参加者があり、15年9月は13社の18技術、16年9月は13社の13技術を紹介し、広く活用を呼び掛けた。
 個別勉強会は、テーマを絞り込んで小規模な開催を希望したタイ政府の声に応えて企画。セミナーで問い合わせが多く寄せられた技術を中心に、勉強会でPRするものを選んだ。紹介される技術について、タイ側から活用方法を提案するなど、具体的な事業を念頭に置いた意見交換が行われるとみられる。必要に応じて、タイ事業での活用に向けた改良が提案される可能性も出てきそうだ。
 TEAM、RIDに続き、タイコンサルティングエンジニア協会(CEAT)、内務省公共事業・都市地方計画局(DPT)、バンコク都(BMA)など他機関との勉強会開催に向けた調整も進めていく。
 関係者が一堂に会するセミナーも続けていきたい考えだ。

(日刊建設工業新聞様より引用)