北海道開発局/16年度新技術活用状況/活用率4・5ポイント低下、40・3%に

 北海道開発局は16年度の新技術活用状況をまとめた。発注工事2138件のうち新技術活用工事件数は862件で、活用率は40・3%と、15年度に比べ4・5ポイント低下した。新技術活用工事のうち、1工事当たりの平均活用技術数は4・25件で前年度より0・24件増加。全国平均の3・64件を0・61件上回った。最も多く活用された新技術は仮設工事に使う「ラク2タラップ」で、300件程度の工事に活用された。
 北海道開発局の発注工事件数に占める新技術活用工事件数の割合(活用率)は、3年連続で低下した。16年度の活用工事件数は862件と前年度より60件増加したものの、17年2~3月に災害復旧などを中心とした工事の発注が例年よりも200件程度増えた影響で活用率は低下した。16年度の活用率の全国平均は44・3%。
 新技術活用工事862件で活用した延べ技術件数は3665件。工事1件当たりの活用技術数は4・25件で、1・03件だった04年度以降一貫して増加。09年度からは全国平均を上回っている。
 新技術の活用方法のうち、総合評価方式の入札や契約締結後に施工者が技術提案する「施工者希望型」が全体の99・2%と大半を占め、「発注者指定型」は0・8%だった。発注者指定型が占める割合は、全国では12年度以降10%前後で推移しているが、北海道開発局は2%前後にとどまっている。
 活用工事を工種別にみると、最も多いのは仮設工で27%を占めた。次いでコンクリート工13%、土工11%、道路維持修繕工7%と続く。全国ではコンクリート工が21%と最も多く、次に多いのが仮設工の20%。
 16年度に活用された新技術のうち、活用件数が最も多かったのは前年度に引き続き仮設工の「ラク2タラップ」、2位はその他工種の「ソーラー式LED表示機」、3位は仮設工の「間伐材を利用した木製掲示板」だった。「ラク2タラップ」は全国でも最も多く活用されている。

(日刊建設工業新聞様より引用)