名古屋市/名古屋城本丸御殿復元工事が完了/施工は安藤ハザマJV

 名古屋市が2009年から進めてきた名古屋城本丸御殿(中区)の復元工事全体が完成し、8日に一般公開された。第2次大戦の空襲で焼失した御殿を豊富な資料や写真を基に、現代の名工たちが忠実によみがえらせた。設計監理を名古屋市住宅都市局営繕課、設計・監理協力を文化財建造物保存技術協会が担当。安藤ハザマ・松井建設・八神建築JVが施工した。
 公開に先立ちオープニングセレモニーが行われ、河村たかし市長、名古屋城アンバサダーに就任した名古屋市出身の俳優・舘ひろしさんらがくす玉を開き、全体完成を祝った=写真。本丸御殿は完成を待ちわびた多くの市民らでにぎわった。
 本丸御殿は1615(慶長20)年に尾張藩主の住居として建てられた。その後増築され、徳川将軍が京都に向かう途中の宿泊所になった。天守閣とともに1930年に城郭建築の国宝第1号に指定されたが、45年の空襲で焼失した。復元公開は2013年から順次行われ、豪華な「上洛殿」を含む最終工事の完成で全容が整った。

(日刊建設工業新聞様より引用)