名古屋市/国際展示場新第1展示館整備/PFI実施方針公表、6月19日に説明会

 名古屋市は9日、PFIを導入する「名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業」の実施方針を公表した。港区金城ふ頭のあおなみ線金城ふ頭駅隣接地に延べ約4万5000平方メートル(展示面積2万平方メートル以上)の施設を整備する。9月に特定事業に選定し、12月に総合評価一般競争入札を公告、官民対話を経て、18年5月に入札書と事業提案書を受け付け、同7月に落札者を決定する。事業者との基本協定を同8月、契約を同10月に結ぶ。21年12月までに設計・建設を完了させ、22年4月供用開始を目指す。16日に要求水準書案も公表し、19日に説明会を開く。
 既存の第1展示館は1973年の完成。老朽化が目立ち、空調設備がないため、夏季や冬季の稼働率が低下するなどの課題を抱えており、移転新築する。
 新第1展示館の建設地は、同展示場の金城ふ頭緑地を挟んだ東側で、敷地面積4・4ヘクタール。展示機能(4分割対応可能)、アリーナ機能(1万5000席程度)、スポーツ機能(天井高20メートル)を併せ持つ施設を整備する。既設の第2、第3展示館と合わせた展示面積は約4万平方メートルになる。
 事業方式は事業者が設計、建設を行い、市に所有権を移転した後維持管理するBTO方式。事業期間は18年10月から22年6カ月間。
 提案を企業グループから募る。設計・工事監理担当企業は、1級建築士事務所で延べ3000平方メートル以上の無柱空間建築物設計実績を有する者。建設企業は建築工事A等級、建築一式工事の総合評点1200点以上などが条件。
 事業者決定までの審査は、学識経験者ら5人で構成する審議会(会長・奥野信宏名古屋都市センター所長)が担当する。
 実施方針説明会・現地見学会は19日午後2時から、同展示場交流センターで開かれる。参加希望者は15日までに申し込む。問い合わせ・申込先は観光文化交流局観光交流部MICE推進室(電話052・972・3168)。

(日刊建設工業新聞様より引用)