商業施設開業動向/17年は48カ所、18年は42カ所予定/SC協会まとめ

 日本ショッピングセンター協会(SC協会)は、SCなど商業施設の開業動向をまとめた。17年は48カ所が開業し、前年より6カ所減少。18年は42カ所の開業が予定されており、店舗面積3万平方メートル超(一部延べ床面積等を含む)の物件は8件を見込む。
 年間の開業件数は50~60カ所で推移していたが、ここ数年は減少傾向が続いている。今後の開業動向については「人口減少や高齢化といった社会構造の問題のほか、消費意欲も強まっていないことから、施設開発も落ち着いた状況で推移する」(担当者)とみている。
 集計対象の施設基準は、▽小売業の店舗面積1500平方メートル以上▽キーテナント除くテナントが10店舗以上-など。立地区分のうち、「中心地域」は人口15万人以上の都市(東京23区を含む)で、商業機能が集積した中心市街地が対象。同地域以外を「周辺地域」と設定している。
 17年の開業物件では、店舗面積1万平方メートル未満が23カ所、1万平方メートル以上2万平方メートル未満が9カ所、2万平方メートル以上3万平方メートル未満が6カ所、3万平方メートル以上5万平方メートル未満が7カ所、5万平方メートル以上が3カ所。1施設当たりの平均店舗面積は1万9475平方メートル(平均テナント数58店舗)。立地別では中心地域が8カ所、周辺地域が40カ所となった。
 国内の商業施設数は3217カ所(21日時点の速報値)。17年の開業48カ所に対して既存施設は閉店などによって42カ所減少し、前年から6カ所増えた。17年に減少となった施設については「リモデルや再開発など、これから再開業する施設もあり、一概に閉店が増えているとは言えない」(担当者)としている。

(日刊建設工業新聞様より引用)