四国整備局/岸壁築造に浚渫土砂活用/東予港(愛媛県西条市)で埋立開始

 四国地方整備局は、浚渫工事で発生した浚渫土砂を活用した埋め立て工事を東予港(愛媛県西条市)で開始した=写真。浚渫土と改質材を混合したカルシア改質土を製作し、埋め立てるもので、施工は五洋建設・不動テトラJVが担当している。
 埋め立てが行われているのは「東予港中央地区岸壁(マイナス7・5メートル)築造工事」。浚渫工事で発生した土砂を製作場所(西条市壬生川)に海上運搬し、カルシア改質材(製鉄の製鋼工程で副次的に生成される製鋼スラグを原料とし、成分管理と粒度調整を施した材料)と混合しカルシア改質土を製作。改質土を埋め立て場所(同市今在家)に海上運搬し、作業船で岸壁背後の埋め立て地に投入する。
 浚渫土に改質材を混合して埋め立て材として使用することで、液状化に強い耐震強化岸壁としての強度を確保しながら建設副産物である浚渫土の有効利用を図ることが目的。
 今後、これまで行ってきた室内試験結果を基に、現地での適用性をモニタリングする予定。

(日刊建設工業新聞様より引用)