四国整備局/56号佐賀大方道路整備(高知県黒潮町)/17年度に測量・設計実施

 四国地方整備局は、一般国道56号佐賀大方道路の整備に着手する。本年度は事業費1億円で着工に向けて測量や設計などを行う。
 佐賀大方道路は、高知県黒潮町佐賀の佐賀インターチェンジ(IC、仮称)から入野の大方IC(仮称)までの延長14・0キロの2車線の道路。設計速度は時速80キロ。南海トラフ地震発生時には、住民の避難や緊急物資の輸送を支える「命の道」として機能するように津波浸水域を避けながら役場や防災拠点、集落を連絡するルートで整備。区間には上川口IC(同)も設置される。
 主要な構造物は、トンネルが佐賀トンネル(延長約2000メートル)や伊田トンネル(同770メートル)、坂折トンネル(同約490メートル)、馬地第1トンネル(同約290メートル)など総延長約4000メートル、橋梁が蜷川橋(同約200メートル)や伊与木川橋(同約190メートル)など総延長約1400メートルが計画されている。
 災害時の緊急輸送路としての機能以外にも、観光振興や地域産業の支援、医療施設までの速達性の向上などの整備効果も期待されている。また、事業中の窪川佐賀道路と一体となって高規格ネットワークを形成する。全体事業費は約580億円が見込まれている。

(日刊建設工業新聞様より引用)