回転窓/「健幸」実現への睡眠

 誰もが健康で幸せに暮らせる「健幸」のための取り組みだという。さいたま市が3月、埼玉県や大学、企業などと「さいたま健幸ネットワーク」を発足させた▼健幸は身体面の健康だけでなく、人々が生きがいを感じながら心豊かな生活を送れること。この大切さを共に学び、考え、実践する場となるのが新ネットワークの目的だ▼厚生労働省の発表によると、健康で日常生活が制限なく送れる期間を示す「健康寿命」は2016年に男性72・14歳、女性74・79歳だった。「平均寿命」とは約9~12年の差がある。この期間を健康でなく過ごさなければいけないとしたら、健康寿命を延ばすことがいかに必要かが分かる▼安眠ドクターの大谷憲氏と、建築設計者だった血流カウンセラーの片平健一郎氏は共著で、健康寿命を延ばす鍵が「眠り方」にあると指摘。具体的に睡眠中の体温低下が防げる「あたため睡眠」を提唱している(『100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方』あさ出版)▼さいたま健幸ネットワークが6月26日に開く第1回セミナーのテーマは睡眠だ。正しい知識に基づき、普段から質の高い眠りを大切にしたい。

(日刊建設工業新聞様より引用)