回転窓/喫煙のルール

 4月から電気・ガスの料金やビール、牛丼などの価格が値上がりした。有期雇用者が無期雇用への転換を求めることができる「無期転換ルール」が始まるなど、法制度の改正もあった▼制度変更の中におやと思うものがあった。奈良県生駒市が職員や来庁者に、喫煙後45分間はエレベーターの利用を禁止する受動喫煙対策を打ち出したというのがそれ▼受動喫煙の影響を調べた研究結果では有害性を指摘するものが多い。何にも増して非喫煙者にとってたばこの煙や匂いは大変に気になる。市の取り組みに賛否はあるものの、歓迎の声が多いそう。喫煙者には周囲を顧みる配慮が必要であろう▼多くの人が行き交う街中の建設現場で作業員が休憩中、道ばたに座り数人でたばこを吸う光景を目にした。以前に比べマナーは良くなっただろうが、喫煙に厳しい風潮からするといかがなものかと思う▼行政や企業などが建設業の魅力を高めようと、広報活動に取り組んでいる。建設現場は全国津々浦々にあり、そこで働く関係者一人一人は業界の広告塔ともいえる。喫煙に限らず常に市民から見られているという意識付けが必要だろう。

(日刊建設工業新聞様より引用)