回転窓/最後の「平成」カレンダー

 大型書店で2018年のカレンダーが並べられた特設コーナーを見て、その種類の多さに改めて驚かされた。壁掛けと卓上のタイプごとにさまざまなデザインがあり、時間が許せばいつまで見ていても飽きることがない▼デザインは風景や動物、植物、アニメ、芸能人などが定番といったところか。2カ月分の暦が一緒に見られるタイプも便利でよさそう▼建設会社が制作するカレンダーで多いデザインは自社で施工した構造物や建築物、あるいは工事中の写真。どういったプロジェクトをどう撮影してアピールするか。新しいカレンダーを頂くと、企画から制作まで携わる担当者の苦心がうかがえるようだ▼政府は8日、天皇陛下が退位される日を19年4月30日と定めることを決めた。翌5月1日に施行される新元号は、官民のシステム改修や印刷物など国民生活への影響を最小限に抑えるため18年中に公表する方針だという▼とすれば「平成」だけの元号を記したカレンダーは18年版が最後になるかもしれない。「平成」を回顧するには少し早いが、今のうちからお気に入りのカレンダーを“保存版”に決めておくのもいい。

(日刊建設工業新聞様より引用)