国交省/ヒアリ対策で港湾コンテナヤード舗装面の亀裂解消へ/環境省の要請受け

 強い毒を持つ外来種のヒアリが全国各地の港湾で相次いで見つかっている問題を受け、国土交通省は18日までに、各地にある港湾でハード対策に乗りだす方針を固めた。東京港(東京都)などのコンテナヤードのアスファルト舗装面に生じている亀裂の中から多数のヒアリが発見されたのを受け、全国各地の港湾で舗装の亀裂を埋める作業に取り組む。
 環境省によると、現時点でヒアリが見つかっているのは5都府県(兵庫県尼崎市、神戸市、愛知県弥富市、東京都、大阪市、横浜市)にある外貿コンテナ船が停泊する港湾など。このうち、神戸、大阪、東京、横浜の各港では、コンテナヤードのアスファルト舗装面の亀裂の中から多数のヒアリが発見され、繁殖しやすい場所になっている可能性が高いとみられている。
 そこで国交省は、環境省からの要請を受け、全国各地の港湾で舗装の亀裂を埋める作業を急ぐ方針だ。
 ただ、港湾は地方自治体が管理しているケースが多く、実際の進め方や費用負担のあり方などは未定という。
 舗装の亀裂を埋める作業の実施は、環境省が専門家への聞き取り調査を経てヒアリ対策の有効性を確認して決まった。

(日刊建設工業新聞様より引用)