土木学会が総会/新会長に小林潔司氏就任/「よりよき社会」へ土木が貢献

 土木学会は8日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで18年度の定時総会と臨時理事会を開き、京都大経営管理大学院教授の小林潔司氏の新会長就任を正式に決めた。18年度の事業計画や予算も了承した。
 理事会後にあいさつした小林新会長は「インフラはわれわれ世代だけでなく、これから生まれてくる子どもたちの世代にも役に立つ。自分の消費ばかりを優先させる社会にインフラは蓄積されない。人としてのモラルが問われる」と指摘。その上で「土木技術者は『よりよき社会とは何なのか』、この途方もない難題に答えなければならない」と述べた。
 小林新会長は「日本人は細やかな備えを物心ともに保ち、国内外の人とのつながりを無上のものとし、多様な価値観やライフパターンを尊重しながら着実に歩んできた」とも述べ、「それはよりよき社会像を世界に示している。すべての皆さんと共に、よりよき社会の創造に向かって新しい土木の地平を開いていきたい」と抱負を語った。
 退任した大石久和前会長は「三つの会長特別委員会を設置し、その成果を上げることができた。国民の暮らしを支えるインフラ整備に向けて、土木学会がこれからもリード役としての責任を果たすことを期待している」と振り返った。

(日刊建設工業新聞様より引用)