大和ハウス、大成建設/海外開発事業で連携強化/総事業費100億円の初弾プロ始動

 大和ハウス工業と大成建設は共同で海外開発事業に乗りだした。このほどベトナムに設立した両社の合弁会社が事業主体となり、総事業費約100億円の初弾プロジェクトが始動。2期に分けて住宅・オフィス・商業施設などを整備する計画で、第1期では日本人を含む外国人駐在員向けのサービスアパートメントタイプの賃貸住宅を建設する。両社は今回のプロジェクトで得たノウハウを核に、ベトナムをはじめ東南アジア各国で事業拡大を図っていく方針だ。
 合弁会社の名称は「DTデベロップメントベトナム」。資本金は約21億8500万円で、大和ハウス工業と大成建設が15年6月にシンガポールで設立した合弁会社「DTインベストメントハノイ」が全額出資している。
 初弾案件「(仮称)ビナタタワーズプロジェクト」の計画地はハノイ市コウザイ地区。新興開発エリアで日本企業の駐在員などの増加が見込まれている。
 第1期では賃貸住宅棟(RC造地下2階地上24階建て延べ2・4万平方メートル、256戸)を建設する。設計・施工は大成建設のベトナム子会社「ビナタ・インターナショナル社」が担当し、地上部分の躯体工事を現在進めている。18年6月に竣工する予定だ。
 住戸は各国からの駐在員をターゲットに多様な間取り(専有面積27~104平方メートル)を用意し、入居者専用のジムやプール、大浴場、ラウンジ、レストラン、バーなども設置。日本語・英語・ベトナム語を話すコンシェルジュが24時間対応する。長期滞在者向けにリネン・アメニティー交換や清掃などホテル同様のサービスを提供する。

(日刊建設工業新聞様より引用)