大成建設/若手育成へ社内技術コンペ実施/鉄筋コンクリート破壊過程を予測解析

 大成建設は若手技術者の育成などを目的に、鉄筋コンクリートの破壊過程を予測解析する社内コンペを開いた。試験体が荷重で破壊に至るまでの過程を参加者がコンピューターで解析し、載荷実験結果との比較で精度を競った。設計本部から参加したチームが最高得点を獲得し、総合1位に輝いた。
 社内向けの技術コンペは14日、横浜市戸塚区にある技術研究所で初めて開いた。構造解析に携わる技術系社員43人が参加した。参加者は事前に予測解析の結果を提出しており、実大規模の試験体を使った実験で、予測解析を検証した。
 技術センターの堀越研一技術企画部長は「各チームとも多種多様な解析を試みており、同じ解析プログラムでも予想結果にばらつきが出ることが分かった」と講評。実験に当たり、「大切なのは解析結果のフォロー。実験をゴールとせず、実験結果を踏まえた新たなスタートを切ってほしい」と呼び掛けた。
 実験では試験体の上から荷重をかけてひび割れなどの破壊状況を観察。参加者は破壊状況を示すモニターを囲んで予測解析結果と照らし合わせながら、破壊に至るまでの過程を見守った。

(日刊建設工業新聞様より引用)