大林組社長交代会見/経営体制の一新必要/蓮輪賢治次期社長「4本柱の特性生かして」

 大林組の白石達社長と3月1日付で新社長に就任する蓮輪賢治取締役兼専務執行役員テクノ事業創生本部長が23日、東京都港区の本社で記者会見した。
 白石社長は「リニア中央新幹線の入札を巡る捜査・調査を受けている段階だが、真相究明やコンプライアンス(法令順守)体制の再構築を素早くやっていくには、経営体制の早急な一新が必要だ。このタイミングで新しい執行体制に移るのが、より早く次のステージに行けると判断した」と、社長交代の理由を説明した。
 蓮輪氏は「新体制は2月中旬に発表する予定で、当面は新しい経営体制づくりに専念する。建築、土木、開発、新領域という4本柱の特性を今後生かすべく、引き続き努力していきたい」と抱負を語った。
 一連の報道を受け、白石社長は「2006年に『独占禁止法順守プログラム』を作成して以降、コンプライアンスを徹底してきた中で、当局の調査・捜査を受けることになったことは誠に遺憾。世間をお騒がせしていることを心よりおわびする」と陳謝。蓮輪氏は「事実関係が明らかになれば、発生原因などを徹底的に追求し、実効性のある再発防止対策を構築していきたい」と述べた。

(日刊建設工業新聞様より引用)