大気社/東京・板橋に植物工場実証開発センター開設へ/最適な栽培環境の実現めざす

 大気社は29日、東京都板橋区に「植物工場実証開発センター」を開設すると発表した。野菜の安全性や品質に対する消費者の関心が高まる中、植物工場の需要が増加すると判断。同センターを設立して工場新設需要の取り込みにつなげる。投資額は約1億円。2月5日の稼働開始を予定している。
 同社は、完全人工光型・水耕栽培植物工場システム「ベジファクトリー」の研究・開発を2010年から開始。世界で初めて結球レタスの安定量産に成功し、生産から加工までワンストップで行える体制も整えていた。
 完全人工光型植物工場で生産したレタス類の国内市場規模(生産額合計)は、5年間で2倍強に拡大すると予想される。それ以降も業務用、加工用野菜のニーズが高まり、右肩上がりでの需要増が期待できる。
 同社は、市場動向や顧客ニーズに対応するため新たな研究施設を開設。野菜の量産栽培が見学できるようにするとともに、顧客ニーズが多い栽培環境を変えて行う品質改善、量産技術、新商品開発などの実証にフレキシブルに対応する。
 同センターの所在地は東京都板橋区新河岸1の6の1。平屋450平方メートルの規模。
 同社は引き続き、ベジファクトリーのブランド認知を高めるとともに、国内外で安心・安全な植物工場を展開する考えだ。

(日刊建設工業新聞様より引用)