大津市/東部学校給食共同調理場PFI/フージャースHDら6社グループに

 大津市は13日、PFIを導入する「大津市東部学校給食共同調理場整備・運営事業」の総合評価一般競争入札で、フージャースグループ(代表企業・フージャースホールディングス)を落札者とする入札結果を公表した。落札金額は148億6994万2833円、総合評価点は80・05点。10月中旬に仮契約を結び、議会承認後となる同下旬に事業契約を締結する予定で、20年1月の供用開始を目指すとしている。
 フージャースグループの構成員は、フージャースホールディングス(その他企業)、西村建設(建設企業)、笹川組(建設企業)、ビル管財(維持管理企業)、メフォス(運営企業)、中西製作所(その他企業)の計6者で、このほか、石本建築事務所(設計・工事監理企業)が協力会社として参画。入札には同グループだけが参加した。
 84年4月に開設した東部学校給食共同調理場(大将軍1の13の2)を移転・建て替えすることで、現施設の老朽化への対応をはじめ、現行学校給食衛生管理基準への適合や市立中学校における学校給食の全校実施に向けた体制整備など、市の学校給食施策を取り巻くハード・ソフト両面の課題解消を図る目的で計画。
 事業場所は栗林町30ほかの約1万7000平方メートル(うち施設用地約1万3000平方メートル)で、施設規模はS造2階建て延べ約5900平方メートルを想定したほか、実施に当たっては調理数を1日当たり最大1万7000食(3献立方式)とすることや、ドライシステムの導入、HACCPの概念を取り入れた衛生管理の実施などを求めた。
 事業手法はBTO(建設・移管・運営)方式、PFI事業者の担当業務は▽設計・建設業務(備品調達など含む)▽開業準備業務▽維持管理業務▽運営業務-で、事業期間は設計・建設・開業準備が17年10月~19年12月末の27カ月間、維持管理・運営が20年1月~34年12月末の15年間に設定。予定価格は148億7000万円となっていた。
 事業者の選定に当たっては、1次審査で入札参加資格の有無を確認したほか、2次審査では提案資料に基づき、事業計画や設計・建設、開設準備、維持管理、運営に関する内容と価格を合計100点満点で評価した結果、フージャースグループは80・05点を獲得。審査委員会で提案内容や参加資格などが適切と判断され、落札者に決まった。

(日刊建設工業新聞様より引用)