大阪府和泉市/新庁舎整備/基本計画で中間まとめ、5号館跡地に1・6万平米の新庁舎

 大阪府和泉市は8月31日に庁舎整備特別委員会を開き、「新庁舎整備基本計画」の策定に向けた中間報告を行った。6棟で構成する現庁舎(府中町2)の一部を仮移転先として活用しながら、現5号館跡地に延べ1万6000平方メートル程度の新庁舎を整備する。市は市民参加型ワークショップや、来庁者・職員へのアンケートなどを踏まえ、新庁舎の規模・構造、組織配置、管理運営方針などを盛り込んだ基本計画を17年度中に策定する方針だ。
 現庁舎は1~5号館(S・RC造3~4階建て)と八角棟(RC造2階建て)の6棟で総延べ床面積1万2669平方メートル。隣接するコミュニティーセンターを含む敷地は13650平方メートル。3号館以外の庁舎は建設後45~58年が経過し、耐震性などに問題を抱えていたため、16年度に借地を買収した上で、現在地で建て替える方針を決定した。
 今回まとめた中間報告では▽耐震・耐久性を備えた防災拠点機能の強化▽セキュリティー機能の充実▽ユニバーサルデザインへの配慮▽環境への配慮-などを整備基本方針に掲げる。
 整備手順では、初めに4・5号館以外の庁舎を改修し、その後4・5号館の撤去に取り掛かる。現在、4号館に執務室など、5号館に会議室を配置しており、庁舎機能を維持するために撤去工事中は2・3号館と市立病院南館(府中町4)に部署を仮移転する。5号館跡に新庁舎を整備した後、仮移転部署と1・2号館、八角棟を新庁舎に本移転。1・2号館と八角棟を撤去し、立体・平面駐車場を整備する。3号館は随時改修を行い活用する。
 現段階では、18年8~10月中旬ごろに4・5棟以外の庁舎改修工事、同10月に部署の仮移転、同11月~19年6月に4・5棟の撤去工事を予定している。基本計画策定支援業務はパシフィックコンサルタンツが担当(履行期間18年1月31日まで)。17年度当初予算では、策定費に2億2400万円を計上している。

(日刊建設工業新聞様より引用)