大阪府摂津市/総合体育館建設/用地協議が不調、事業スケジュール再検討

 大阪府摂津市は総合体育館の建設計画で、建設予定地としているスポーツ広場(鳥飼西3の8の1)の利用者らとの協議が整わず、事業スケジュールなどを再検証することになった。場所についてはスポーツ広場も含め再検討。延べ床面積については従来と同じ約6000平方メートルを想定。市では18年度に入ってから再検証の方向性を決め具体的な作業に着手する。
 同市では総合体育館を整備し、市民が生涯スポーツに取り組める拠点とし、青少年の心身の発達も支援する方針。同時に世代間交流を促進して活力ある地域社会の実現を目指し、災害時の避難所機能も備える。同体育館では健康増進と交流、防災、ユニバーサルデザインなどの機能を計画。
 これまでに市では総合体育館を安威川より南側にあるスポーツ広場(敷地面積1万7455平方メートル)を建設予定地とし、敷地北側にはソフトボールやサッカーの試合を開催できるグラウンドを設ける計画だった。駐車場も100台分を確保するとしていた。「総合体育館基本構想・基本計画策定支援業務委託」はニュージェックが担当。
 市内には現在、大規模な大会などを開催できる総合体育館がない。市では総合体育館を整備することで、実業団やプロチームの試合の開催が可能になり、子どもたちがトップレベルの選手の高度なプレーを間近で見る機会を増やすことで、スポーツ都市として発信できるメリットがあると考えている。
 当初は設計を17~18年度に行い、18~19年度に施工、20年夏の開館を目指していた。市では17年度当初予算で計上していた総合体育館建設工事基本設計委託料30百万円と総合体育館建設工事実施設計委託料53百万円を本年度3月補正予算案で減額している。

(日刊建設工業新聞様より引用)