大阪府都市整備部/寝屋川北部地下河川整備/国に大深度地下使用を本申請

 大阪府は寝屋川北部地下河川の新規着手計画区間のうち3区間延べ約2・2キロについて国土交通省に大深度地下使用法使用認可申請(本申請)を行った。新規区間は鶴見立坑(守口市南寺方東通1)~排水機場(大阪市都島区中野町5)で延長は4684・2メートル。国交省の大深度地下使用法使用認可申請マニュアルでは標準的な審査期間は6カ月以内に努めるとしている。認可されると全国初の大深度地下を利用する地下河川となる。18年度は設計を進め、19年度に城北立坑(大阪市城東区関目2)の工事着手を目指す。
 新規区間のうち鶴見立坑~城北立坑間(鶴見調節池)は内径9メートル、延長1778・4メートルで、城北立坑~排水機場間(都島調節池)は内径11・5メートル、延長2905・8メートルで計画。
 大深度地下の使用認可を申請したのは、新規区間で地上に道路や公共施設がない場所など。具体的には内環状線~城北川東岸(延長約0・5キロ)と城北立坑~大阪市営地下鉄谷町線野江内代駅付近(約1・4キロ)、都市計画道路北野今市線~排水機場(約0・3キロ)。
 大深度地下使用認可を受け設計などの作業が順調に進むと城北立坑から工事を始める。同立坑の外径は約30メートルで、内径は25メートルで計画。事業用地の面積は約9500平方メートル、底面高はOP(大阪湾最低潮位)マイナス80・11メートルを予定している。同立坑からシールドマシンを発進し鶴見立坑まで掘り進み鶴見調節池を構築する。
 「寝屋川北部地下河川城北立坑詳細設計委託」は東京建設コンサルタント(大阪市北区)が、「寝屋川北部地下河川鶴見調節池詳細設計委託」は日建技術コンサルタント(大阪市中央区)が担当。
 府の河川整備計画では寝屋川北部地下河川全体を2044年度までに整備する予定だ。

(日刊建設工業新聞様より引用)