大阪府高槻市/新文化施設基本設計概要/入口で主要機能を一望、19年度着工めざす

 大阪府高槻市は「高槻市新文化施設設計業務」(担当=日建設計)の基本設計の概要を公表した。配置計画では計画地・高槻城跡地の現代的な再生を表現し、公園やまちに開かれた施設とする。建築計画では入り口を入るとすぐに大ホールや小ホールなどの主要機能を一望できるように配置し発見や交流を促す。建築と公園が一つの風景としてつながるイベント広場も設ける。外観は日建設計が提案した高槻の格子戸をモチーフにした縦ルーバーを採用。19年度の着工を目指す。
 新文化施設は地下2階地上2階建て。大ホール(約1500席、車いす席含む)は市民利用やプロの公演など多彩な用途などに対応できる機能を備えた高機能ホールで、プロセニアム形式を採用。オーケストラピットは組み立て式とする。
 小ホール(約220席、車いす席含む)は市民の文化芸術活動の創造・発表や比較的規模の小さな音楽公演や舞台公演、集会などに利用できる空間。ここもプロセニアム形式で計画。スタジオも11室(大2室、中3室、小6室)配置する。
 新施設は野見町の城跡公園(高槻城跡)に計画。延べ床面積は約1万7300平方メートルと想定。基本計画では大ホール(約6000平方メートル)や小ホール(約1700平方メートル)のほか練習室やスタジオなどを配置する創造・交流部門(約2100平方メートル)や共有部門(約800平方メートル)、管理部門(約1400平方メートル)を設けるとしていた。
 現在の市民会館(野見町2の33)が開館から50年が経過し老朽化していることから、新文化施設として建て替えることになった。新施設は22年度の開館を予定。

(日刊建設工業新聞様より引用)