安藤ハザマ・福富正人社長/成長戦略に積極投資/技術開発や収益基盤の多様化推進

 安藤ハザマの福富正人社長は、18日に東京都内で開いた18年3月期決算説明会で、今後の事業戦略を明らかにした。新中期経営計画で打ち出した重点施策の推進に向け、「計画期間中に創出する利益の2分の1程度を技術開発や人財育成、業務改革、収益基盤の多様化などの成長投資に振り向けたい」とした。
 福富社長が決算説明会に臨むのは4月の就任後初めて。福富社長は「合併から5年が経過し、新経営体制で6期目がスタートした。この5年間は業績も堅調に推移し、会社に体力を備えることができた。体力を使って会社のさらなる成長に向けバランス良く手足を広げていきたい」と述べた。
 中期経営計画の重点施策は▽建設事業の充実・強化▽収益基盤の多様化▽ESG(環境・社会・企業統治)の取り組み強化-の三つ。
 福富社長は「建設市場は堅調に推移しているが、市場環境には変化の兆しが見えつつある。情報テクノロジーの進歩により、外部環境は大変速いスピードで変化し、社会からの要請も多様化・高度化している」と分析した。
 その上で「イノベーション(変革)を計画のエンジンに据え、建設事業の充実・強化、収益基盤の多様化を進める。ESGへの取り組みも強化する。施策を確実に実行し、企業価値向上へ全社一丸で取り組んでいく」と力を込めた。
 働き方改革に向けた取り組みにも言及した。17年度は4週6閉所で国内達成率約90%を記録。「今期は土木、建築ともモデル現場で4週8閉所に取り組みたい」と話した。

(日刊建設工業新聞様より引用)