安藤ハザマ/3カ年経営計画/営業利益360億円目標、収益基盤の多様化推進

 安藤ハザマは27日、18年度から3カ年の中期経営計画を発表した。経営の基本方針に「イノベーションによる成長の実現」を掲げ、収益基盤の多様化やESG(環境・社会・企業統治)の取り組みを推し進める。21年3月期の業績目標は連結ベースで、売上高4800億円程度(18年3月期見通し3840億円)、営業利益360億円程度(346億円)に設定した。
 新計画は重点施策として▽建設事業の充実・強化▽収益基盤の多様化▽ESGの取り組み強化-の三つを列挙。建設事業の充実・強化策は、異業種連携やベンチャー企業などへの新規投資も視野に入れながら、生産性向上に寄与する先端技術の開発・導入を加速する。土木営業はエネルギー分野や高速道路のリニューアル、海外事業などを特に重視。建築営業ではFM(ファシリティマネジメント)など、付加価値提案型の案件に軸足を移す。
 海外事業は長期的な成長を図るため、M&A(企業合併・買収)や新たな市場、国への進出を検討する。
 収益基盤の多様化に向けては、エネルギーマネジメントの知見を生かした都市・地域再生や施設運営などの分野に照準を合わせ、受注拡大を目指す。ESGの取り組みではコンプライアンスや職員の多様化などを推進する。
 このほか計画には、最終年度に営業利益率7・5%以上、株主資本利益率(ROE)15%、総還元性向30%以上などを目指す数値も盛り込んだ。

(日刊建設工業新聞様より引用)