安藤忠雄氏/兵庫県立美術館に模型とスケッチ寄贈/18年秋に展示室開設へ

 建築家の安藤忠雄氏が手掛けた兵庫県立美術館(神戸市中央区)に、同氏が描いたスケッチや作品の模型を紹介する展示施設が新設されることになった。スケッチや模型に加え、展示室も安藤氏が寄贈し、18年秋のオープンを目指す。
 同美術館の常設展示室には、安藤氏から寄贈された建築模型や関連資料などを紹介する「安藤忠雄コーナー」があり、代表作の一つである「住吉の長屋」(大阪市住吉区)や小規模宗教建築「光の協会」(大阪府茨木市)の写真パネル、実物の10分の1の模型などを展示している。
 県が美術館の集客策を検討する中で、安藤氏に相談したところ、追加の作品寄贈を了承した。さらに展示コーナーの拡充を協議する中で、安藤氏から展示室の寄贈の申し入れがあり、展示棟とギャラリー棟の間の屋外スペースに「安藤作品展示室(仮称)」を新設することになった。用地は県が提供する。
 増築する展示施設の規模は3階建て延べ735平方メートル程度。17年度末に模型とスケッチを合わせて27点を寄贈し、18年秋のオープンに合わせ、美術館に施設を寄贈する。建物は18年夏に完成予定。

(日刊建設工業新聞様より引用)