岩手県二戸市/金田一温泉センター建替/Park-PFI活用検討、公園と一体整備

 岩手県二戸市は、老朽化が進んでいる金田一温泉の温泉センター「ゆうゆうゆ~らく」(金田一)の建て替えに合わせ、隣接するプールや都市公園と一体的に再整備を進める。公民連携による事業化を想定しており、Park-PFI制度の活用を検討する。18年度は施設を運営するまちづくり会社を設立するほか、事業化に向けた調査や新センターの設計を行う。19年度の着工を目指す。
 市では、16年度から公民連携による「まちの再生事業」に着手。▽金田一温泉▽九戸城跡周辺▽天台寺周辺-の3地区を重点地区に位置付け、それぞれの特徴を生かしたまちづくりを進めている。
 このうち、金田一温泉地域では日帰り入浴施設の金田一温泉センターを含むエリアを「稼ぐ都市公園」として再整備する。民間のノウハウを活用することで魅力的なエリアに再生し、金田一温泉の価値向上につなげる。スポーツ合宿などを想定した宿泊機能も新たに設ける。
 現段階の整備イメージによると、建物は中庭のある2階建てで、1階に温泉施設(約750平方メートル)、受付や会議室などの管理部門(約365平方メートル)、レストラン・カフェ(300平方メートル)を収容し、2階が宿泊施設(ドミトリー、1260平方メートル)。屋外プール(50メートル)も整備する。川辺エリアはキャンプやイベントなどを楽しめる空間とする。駐車スペースは一般用と従業員用に約100台分、大型バスは5台分を確保する。18年度当初予算案にはまちづくり会社への出資金5百万円を計上。市は50%以上を出資し、残りは民間から出資を受ける。Park-PFIの検討についても調査委託費として20百万円を盛り込んだ。
 市では18年度に事業計画の策定や設計作業などを進め、19年度に現施設を解体した後、新温泉センターの建設と公園の再整備に着手する。20年秋のオープンを目指す。

(日刊建設工業新聞様より引用)