川崎市、東京都/羽田連絡橋整備/神奈川県と国交省から事業認可取得、近く工事発注へ

 川崎市と東京都は24日、多摩川を挟んで向かい合う川崎市の殿町地区と東京都大田区の羽田空港旧国際線跡地地区とを結ぶ連絡橋の新規整備に関する都市計画上の事業認可を、神奈川県と国土交通省からそれぞれ取得した。連絡橋は延長840メートル(川崎市側560メートル、東京都側280メートル)、概算事業費は300億円。川崎市が工事施工者となり建設工事を近く発注する。20年度の事業完了を目指す。
 連絡橋は川崎市川崎区殿町3から大田区羽田空港2に至る片側1車線(幅員17・3メートル)の路線。車道部の幅員は7・5メートル、歩道・自転車道部は片側4・9メートルを想定している。工事発注は川崎市が単独で行うが、橋梁部の事業費(260億円)は都と市が半分ずつ負担する。
 国家戦略特区のプロジェクトの一環で、大田区側で計画中の空港跡地の開発、川崎市側で進むライフサイエンス分野の企業・研究機関の集積などを連携させる基幹インフラとしての役割が期待されている。
 国交省は連絡橋の整備に合わせ、大田区側の都道環状8号の一部(延長530メートル)を立体化する道路改築も別途進める計画だ。連絡橋と交差する環状8号を立体化することで、羽田空港側と川崎市側との往来をより円滑にする。連絡橋と同じ20年度の完成を想定している。

(日刊建設工業新聞様より引用)