広島県三原市/三原駅前東館跡活用/鹿島ら4社グループに

 広島県三原市は、公共施設(図書館、広場)、民間施設、駐車場施設などを整備する「三原市駅前東館跡地活用事業」の事業者を選定する公募型プロポーザルで、鹿島を代表企業とするグループを最優秀提案者(優先交渉権者)に選定した。グループの構成企業は建設を担当する鹿島のほか、日本設計(設計)、ルートインジャパン(ホテル棟所有運営)、クラフトコーポレーション(商業・駐車場棟所有運営)。18年2月の市議会で設計・施工一括(DB)契約の承認を得て同4月から設計に取り掛かり、19年4月に工事着手、20年7月の供用開始を目指す。
 鹿島グループの提案は、公共施設として3階建て延べ3090平方メートルの図書館棟と広場、民間施設として10階建て延べ4929平方メートルのホテル棟(客室207室、レストラン等)、5階6層建て延べ6754平方メートルの商業・駐車場棟(1階商業部分)を整備。図書館棟は、おもてなしの空間、学びの空間、カンファレンスフロアを設けることで、新たな利用者を呼び込む魅力ある施設とする。商業・駐車場棟は、スーパーやカフェ、保育所、サテライトスタジオなどを1階に設けることで、にぎわいと交流を創出する。
 事業対象地は、城町1の610の敷地5970平方メートル。事業対象地に定期借地権を設定し、民間施設と駐車場施設を所有・運営する事業者(特定事業者)に土地を貸し付ける。設計・建設企業が市と締結するDB契約は、公共施設と公共施設に付随する外構部も対象とし、竣工後に市に引き渡す。事業期間は30年間。市が公共施設整備費として16億7000万円を負担する。

(日刊建設工業新聞様より引用)