建コン協若手の会/若手社員の仕事観アンケート結果/7割が仕事に社会的使命感

 建設コンサルタンツ協会(建コン協、村田和夫会長)は18日、「業界展望を考える若手技術者の会」(若手の会)が実施した仕事観に関するアンケートの結果を公表した。協会会員会社の若手社員を対象に実施。70%以上が仕事に対して「ストレスを感じている」と回答した。その一方で、50%以上が高いモチベーションを持って仕事に向き合っていることも分かった。
 アンケートの実施期間は17年8月25日~9月4日。現在の仕事に対する満足感ややりがい、転職・独立に対する考えなどについて質問し、1199人が回答した。回答者の約6割を10~20代が占めた。
 現在の仕事にストレスを感じているかという問いでは「とても感じている」(17%)と「やや感じている」(56%)を合計した割合が73%。仕事に対して無気力感を感じるかという問いでは「よく感じる」(11%)と「ときどき感じる」(53%)の合計が64%を占め、日々の仕事に忙殺されている若手の現状が浮き彫りになった。
 やりがいに関する質問を見ると、「仕事に社会的使命を感じるか」に対して「とても感じる」(16%)と「どちらかと言えば感じる」(52%)の合計は68%。「どちらかと言えば感じない」(9%)と「まったく感じない」(3%)を合計した12%を大きく上回った。
 仕事に対するモチベーションは「とても高い」(6%)と「どちらかと言えば高い」(46%)の合計が52%と過半数を占め、「とても低い」(4%)と「どちらかと言えば低い」(13%)の合計17%をやはり大きく上回る結果となり、ストレスを感じる一方で誇りを持って仕事に取り組む姿勢がうかがえた。
 やりがいのある仕事とはどんな仕事かを聞いたところ「社会的に意義があり、貢献しがいがある仕事」(844人)が最も多く、2位は「新しいスキルやノウハウが身につく仕事」(824人)、3位は「お客さまから感謝される仕事」(635人)だった。「社内で高く評価される仕事」は9位にとどまり、社内的評価よりも社会的評価が高い仕事にやりがいを感じていることが分かった。
 仕事に対する考えは、収入よりも自分がやりたい仕事ができることを重視する傾向が見受けられた。
 「自分の能力や専門性を高めることで社会的に認められたいか」という問いには「どちらかと言えば思う」が最も多い42%、次いで「とても思う」が39%を占めた。
 「収入が少なくても自分のやりたい仕事をしたいか」に対しては「とても思う」(13%)と「どちらかと言えば思う」(33%)の合計が47%を占め、「全く思わない」(6%)と「どちらかと言えば思わない」(20%)の合計を上回った。

(日刊建設工業新聞様より引用)