建災防/札幌市で労災防止大会開幕/労働災害根絶誓う

 建設業労働災害防止協会(建災防、錢高一善会長)と同北海道支部(岩田圭剛支部長)が主催する第54回「全国建設業労働災害防止大会」が5日、札幌市豊平区の北海きたえーるで開幕した。「トップの決意と現場の実行、ルールを守って無災害」をスローガンに6日までの2日間、総合集会、専門部会などを開く。2日間で全国から約6000人が参加する予定だ。
 5日の総合集会であいさつした錢高会長は、今年の建設業の労災死亡者数が8月末時点で前年同期比31人増の186人に上り、厚生労働省から対策徹底の緊急要請が出されたことについて「憂慮すべき状況だ」と強い危機感を示した。その上で、「今後も工事量の増加が見込まれる中、技能労働者の不足や高齢化などの課題がある。緊急要請の趣旨を踏まえ、安全衛生活動の充実を図ってほしい」と協力を呼び掛けた。
 引き続き、加藤勝信厚労相、石井啓一国土交通相、高橋はるみ北海道知事、秋元克広札幌市長のメッセージが披露され、開催地の岩田建災防北海道支部長による歓迎あいさつ、土屋良直大会副実行委員長による安全の誓いがあった。
 6日には札幌コンベンションセンターで専門部会による論文・事例発表や講演・講話が行われる。

(日刊建設工業新聞様より引用)