建設経済研/都内でアジアコンストラクト会議開く/持続可能性テーマに8カ国意見交換

 建設経済研究所(竹歳誠理事長)は24日、東京都港区のホテルメルパルク東京で「第21回アジアコンストラクト会議」を開いた。アジア8カ国の代表者が自国の建設市場や建設産業、インフラ整備、国際協力などの現状と見通しについて報告。メインテーマの「持続可能性を目指した建設産業政策および建設市場」について各国が発表し、意見交換を行った。
 同会議はアジア地域の建設経済、建設産業などに関する各国間の情報共有と交流が目的。同研究所の主導で1995年に設けられた。メンバーはアジア各国の政府機関、研究機関などで参加各国持ち回りで毎年開催している。
 日本での開催は08年の第14回以来8年ぶり4回目。香港、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、スリランカ、ベトナム、日本の8カ国が参加した。
 冒頭、竹歳理事長は「アジアの建設市場の拡大とともに、これまで以上に国境を越えたビジネスを展開することになる。そのためにも各国の制度や建設市場の実態などについて相互理解を深めることが重要だ。会議を通じて各国の貴重な情報や現状について有意義な意見交換を行い、アジア地域の建設市場に関する相互の理解を深め、参加各国の交流、連携がさらに促進されることを期待する」とあいさつした。
 石井啓一国土交通相のあいさつを代読した毛利信二国交審議官は「将来世代に継承されるインフラへの投資にはライフサイクルコストを抑制し、環境に優しく、持続可能であるといったコストに対して高い価値が提供されることが必要だ。質の高いインフラ整備には建設産業の果たすべき役割が非常に大きい。会議で建設産業に関する技術やノウハウ、経験が共有され、それらが各国の持続可能な発展に寄与することを期待している」と述べた。

(日刊建設工業新聞様より引用)